だんだら、ゆらら…

月がとっても青いから、遠廻りしてかえろう。

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東京タワー。




今巷でジワジワと人気の↑。
あの水10で変態コメント?を放つリリーさん著。
エッセイとかは読んでて前から好きな作家さん?だったのと、
周囲で

「泣ける」
「いい話」
「読んだら母親に会いたくなって、実家に帰った」
「貸した人は必ず次の日目を真っ赤に腫らして出社する」

という凄腕の感動?泣かせ話らしいということで、購入。

すごーく読みやすいと思います。
映画化とかしてもいいかも。
私の好きな犬童一心氏でぜひ。

全体的にすごくキレイな話で、
リリーさんの母親に対する深い愛情がにじみ出ている話かと。
あれは男性にしかかけない話じゃないかな。
男の人はいくつになっても結局母親が何より好きで大切だから。

書けるようになるまで、リリーさんはかなり苦しかったんじゃないかな。
そして書かなければ前に進めなかった。
そんな気がする話です。

さて
<ココからは東京タワーがとても好きなひとは読まない方がいいかも>


ただね、リリーさんが男だからなのか、
私が女だからなのか、
リリーさんが失ったのが何より密接に繋がれた関係である母親だからなのか、
私が失ったのが私を無条件で愛し、許してくれた祖父だからなのか、
分らないけれども何かが違う気がした。
私は結局泣けなかった。


「人の死はそんなにキレイごとじゃないよ」と。

アノ本の読者で肉親をなくした人はどれほどいるだろう?
付き添った人は?
命の炎が消える最後の瞬間まで看取った人はどれほどいるだろう?
それが偉いとか、そういうことじゃなくて、
ただ実際にその場に居合わせたことがあると、
自分の思い出や思いが強すぎて、入っていけないのかな、なんて。

病によって苦みながら逝った祖父。
最後の最後まで動き続けた力強い心臓の音とその拍動、
祖父の匂い、声、腕、笑顔。

まだ思い出にもなっていない私には、
現実の方が悲しくて、嬉しくて、苦しくて、愛しくて、
違和感を感じてしまいました。


でもとてもいい本だと思います。
嘘じゃなく。
静かに流れるいい本だなと。
そしてリリーさん賢いなと。
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